無職の中高年

無職の中高年について

無職の中高年の方は、バブル崩壊によって就職氷河期であると言われた1993年にアルバイトなどで生計を立ててきた方が、そのまま年齢を重ねてしまったと考えられます。

そして、その数は減ることなくどんどん増え続けているのです。

1999年に山田昌弘氏の本によって、「パラサイト・シングル」という言葉が流行りました。

これは、一人暮らしをするのではなく、親と同居することによってより豊かな生活をしている若者のことを指すのですが、労働環境や景気の低迷によって意味が変化し、若者ではなく中高年が今でも親に寄生している状況なのです。

35歳~44歳で親と同居をしているという方は295万人に達しているというデータから、非常に多くの方がパラサイト・シングルとなっていることがお分かり頂けるでしょう。

もちろん、このような全てのパラサイト・シングルが無職であるとは言えないのですが、「働く意思が全くない」「絶対に働きたくない」という方を覗いた完全失業率は約11%となっています。

同世代の完全失業率は約5%ですので、パラサイト・シングルは無職であるからこそ親に寄生していると考えることができるのです。

ただし、無職の中高年だからといって、この先もこのままで良いと思っている方は少ないでしょう。

「何とかこの状況を変えなければならない」「少しでも早く仕事を見つけなければならない」と考えている方が多いと思われます。

先ほどの完全失業率とは、働く意思はしっかりと持っているけれど就職をすることができないという人のことを指すので、彼らは現在は仕事がないという状況におかれているとしても、働く意思はあるので、仕事を見つけて無職から脱却するのではないでしょうか。

しかし、中高年で親のお金や年金に依存している無職の中高年ニートが問題なのです。

彼らのは働く気が全くなく、親に依存して生活をしています。

ただし、いつまでも自分の親が元気であるとは限りませんし、いずれは一人になってしまうものです。

そういった中高年ニートは、生活保護を受けるということを考えるのではないでしょうか。

生活保護であれば医療費などが支給されるだけではなく、大都市の近くであれば1ヶ月に12万円ももらうことができるのです。

真面目に年金を支払っていたとしてもここまでのお金はもらえないでしょうから、真面目な人が損をしてしまいます。

今後、生活保護の問題を早急に対策しなければ日本に未来はないのではないでしょうか。

 

 

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